救急医療(きゅうきゅういりょう)

救急医療とは、突然の病気やケガ、重篤な病状などの急性の医療ニーズに対して、迅速かつ適切な救急処置と診断・検査・治療を行う医療です。

救急医療の対象となる病気やケガには、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 交通事故や落下などの外傷
  • 心筋梗塞などの急性心疾患や脳卒中などの急性脳血管疾患
  • 急性呼吸不全やアナフィラキシーなどの急性呼吸器疾患
  • 急性腹症や急性中毒など

救急医療は、患者さんの生命の危機を回避し、後遺症を最小限に抑えることを目的としています。

近年、救急医療のニーズは高まっており、救急医療体制の強化が求められています。そのため、救急隊員や救急医師の増員、救急病院の整備、救急医療の教育・研修の充実などが進められています。