JMAT(じぇーまっと)

JMAT(Japan Medical Association Team)は、日本医師会が組織する災害医療チームです。

JMATは、災害発生後、被災地の医師会からの要請を受けて派遣されます。

派遣チームは、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、放射線技師、臨床工学技師、介護福祉士、管理栄養士など、さまざまな専門分野の医療スタッフで構成されています。

DMATが被災地の医療機関や避難所で急性期の医療支援を行うのに対し、JMATは、長期間にわたり被災地の地域医療体制の回復を支援する役割を担います。

また、プロフェッショナル・オートノミーに基づき、日本医師会員の資格や事前登録なしで参加が出来ます。

JMATの活動内容は、以下のとおりです。

  • 被災地の避難所での医療支援や健康管理
  • 被災地の公衆衛生の回復
  • 被災地の病院・診療所への支援

JMATは、被災地の医療体制が回復するまでの間、地域医療を支える重要な役割を果たしています。