介護保険制度(かいごほけんせいど)
介護保険制度は、介護を必要とする方が必要な介護サービスを受けるための制度です。
高齢化による介護ニーズの高まりや、核家族化の進行などを背景に、2000年4月に施行されました。
介護保険制度では、65歳以上の支援・介護を必要とする高齢者、あるいは40~64歳の特定疾病により支援・介護が必要となった方を対象に介護サービスを提供します。
介護保険サービスの利用料金は、「自己負担額」と「国からの介護給付」から賄われ、利用者の自己負担額は料金の1割〜3割と定められています。 この割合のことを「自己負担割合」といい、要介護認定と一緒に「介護保険負担割合証」が発行されます。
介護保険制度は、高齢者の自立した生活を支援し、安心して暮らせる社会を実現するために、重要な役割を果たしています。