医療費控除（いりょうひこうじょ

医療費控除とは、自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために、1/1～12/31までの1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超過分の金額を所得税や住民税から控除できる制度です。

医療費控除の対象となる医療費は、以下の要件を満たしている必要があります。

• 自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために支払ったものであること
• 公的医療保険の適用を受けたものであること（ただし、一定の条件を満たす場合は、適用を受けていない医療費も対象となる）
• 10万円を超えるものであること（総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5％）

医療費控除を受けるためには、以下の手続きが必要です。

• 医療費の領収書を保管する
• 医療費控除の明細書を作成する
• 確定申告を行う

なお、医療費控除の上限金額は200万円と定められています。