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訪問診療(在宅医療)を知るための10の体験談まとめ|医療法人あい友会


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本記事は「最期の選択:人生の終幕を我が家で〜がんで亡くなった10人の在宅医療実話〜」の書籍をもとに書いています。全てを読みたい方は次のリンク先で、ホワイトペーパー「訪問診療を知るための10の体験談」のダウンロードが可能です。記事末にも紹介されているのでチェックしてみてください。

ホワイトペーパー「訪問診療を知るための10の体験談」はこちら

訪問診療(在宅医療)とは

訪問診療(在宅医療)とは、計画的な医学管理のもと、定期的に患者さんのお宅に訪問して診療することをいいます。

詳しい言葉の意味や往診との違い、その他FAQは次のリンクをチェックしてみてください。

在宅療養支援診療所とは?訪問診療(在宅医療)のよくあるご質問

訪問診療(在宅医療)の体験談を読む前に

本記事の体験談は患者さん、一人、一人の物語で、満たされています。

最期の時を、ご自宅を中心に過ごされ、私たち「あい太田クリニック」とともに歩んだ患者さん、ひとりひとりの物語です。患者さんひとりひとりに、ご家族がいらっしゃる場合には、ご家族ひとりひとりに、こんな思いが交錯しています。

「どうしたらいいのだろう?」

「本当に死んでいくのか?」

「苦しむことはないのだろうか?」

「なにか魔法のような治療法があるのではないのだろうか?」

私たち、皆が、いつかこの世から旅立ちます。ですから、私たち「あい太田クリニック」に紹介されてきた患者さんは、誰もが迎える人生の最終章にあります。

どんな方に、この本を読んでいただけているのでしょうか?

ご自身が、あるいはご家族が、がんを患っている人たちでしょうか?それとも、自宅で最期を迎えることに、関心を寄せて、これから起こることに対してあらかじめ準備をしている人でしょうか?

ここに描かれている人たちは、皆、静かに、でもしっかりとしたこころもちで、ご自身の旅立ちを迎えられました。そんな方たちと、最期の時間を共有できた私たちは、とても貴重な体験をさせていただきました。そして、この本の読者の方々には、そんな体験を共有し、人生について、ともに考えていただければと思います。

なお、患者さんのお名前については、全国苗字ランキングを参考にすべて仮名に変換してあります。また掲載いたしましたすべての患者さんご本人あるいはご家族の方から、掲載のご承諾を書面でいただいております。しかしながら、記載が詳細にわたるため、その患者さんの事情に詳しい方には、あるいは患者さんが特定できてしまうことがあるかもしれません。もしも思い当たる方がいらしても、どうぞそっとしておいてあげてください。どうかお願いいたします。

訪問診療(在宅診療)体験談1. 妻の入浴中に旅立った水泳選手

病院で使い始めた医療用麻薬が効き始めて、当初の激しい痛みを10とすると、痛みは2までに減少したとのことでした。

表情は入院していた時よりは格段に明るくなっていて、軽い左麻痺をものともせずにトイレに歩いて行っているとのこと。

保険の営業をしているという奥さんも、仕事をできるだけ少なくしているそうで、佐藤さんのベッドわきに、穏やかな笑顔で座っていらっしゃいます。

お二人の醸し出す雰囲気は落ち着いており、こんな風にして、脳出血後の十年余りを過ごしてきたのだろうなと想像できました。

それから、週二回の訪問診療を開始しました。

痛みが再び強くなってきたので・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談2. 見晴らしのいい家に戻ってすぐに

やや荒い呼吸で、じっと目を閉じていらしたのですが、「鈴木さん。あい太田クリニックの野末です」と声をかけると、目を開けて、少し私のほうに顔を傾けました。

「退院された後、ご自宅に伺って診察させていただきます」と続けたのですが、すぐに目を閉じてしまわれました。

わたしの話を理解されたのか、そのまえに声が聞こえたのかどうかさえ、定かではありませんでした。

退院調整会議では、病院側から鈴木さんの今までの経過と現在の状態について説明がありました。

九十歳になる女性で、約一年前に進行した胃癌が発見され、病巣そのものをとる手術は、病気の広がりと年齢を考えて無理だと判断。

病気の部分を避けて食事が通るようにと、胃空腸バイパス術が行われて、しばらく自宅で療養されていたところ、最近激しい下痢になり、腸炎と診断され入院したとのこと。

幸い下痢も収まったので、まだ微熱があるものの、入院している必要がないし、もともとがんに対する治療は無理なので、退院し自宅療養にもっていきたいとのことでした。

そのような病院の医師からの話を聞きながら、鈴木さん宅のお嫁さんもうなずいていました。

ところが、退院調整会議が終わりに近づいたころ・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談3. あとどのくらい生きられますか?

伊藤さんは七十代になったばかりの方。

数か月前に肝内胆管癌と診断されたけれど、手術療法や抗がん剤の治療は希望せずに、週に数度、病院に点滴に通っていた方です。

それがいよいよ病院の外来に通うことが体力的に不可能になって、私たちに訪問診療の依頼が来たのです。

診察に伺うと、庭にある駐車場に面した一部屋に伊藤さんと奥さんがいて、伊藤さんご自身はベッドに静かに横になっていらっしゃいましたが、奥さんもベッドわきに静かにたたずんでおられました。

お話を伺うと、伊藤さんは一日中ベッドに横たわっていて、トイレだけは奥さんの手を借りて、かろうじて行くことができるとのこと。

腹部には鈍い痛みがあり、食欲はなく、果物を少し食べるのが精一杯とのこと。まさにがんの末期状態と言えるような状況でした。

意識はもちろんはっきりしていましたから、私たちにできること、またしてほしいことを伺いました。

するとやはり痛みの軽減と点滴を希望されました。

病院から出されていた痛み止めは飲み薬でしたので、近い将来服用できない状態になってしまうことを予想し、徐々に貼り薬に置き換えていくことにすると同時に、増量していくことにしました。

薬剤師さんも私たちの診察に同席し、病院からの処方の残りと、私たちの新たな処方の確認をしてくれました。

きめ細かなお薬の調整をしようとすると、変更を伊藤さんや奥さんに理解してもらうのにどうしても時間がかかるし、また間違いも起こりやすいのですが、このように薬剤師さんが同席してくれると、懇切丁寧に説明してくれますし、くすりを服用した後の効果判定などもしてくれます。

点滴については、訪問看護ステーションから看護師が来て、当初は二日に一度、その後連日点滴することにしました・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談4. お亡くなりになる数日前の「安心したよ」

渡辺さんと初めてお会いしたのは、しっかりとした日本家屋であるご自宅でした。

床の間のある和室に電動ベッドが運び入れられ、そのベッドの上で、布団を背中に渡辺さんが座っていらっしゃいました。

やや顔色がお悪いものの、口調は穏やかで、周りを取り囲んだ奥さん、お子さんの前で、思い出話などを語っておられました。

その部屋に入ったとき、正直、「あれ?」っと、思いました。

なぜなら、その前日夕方に、渡辺さんの担当ケアマネから、ある病院から退院して外来通院を始めた患者さんが、体力的に外来に行けなくなってしまったので、診てほしいという依頼があり、急いで駆けつけたからです。

話に聞いていたイメージと、この部屋に入っていったときに受けた、温かで和やかなイメージとは、かけ離れたものでした。

そこに違和感を持ったのです。

私が初訪問に伺うということで、その部屋には、担当のケアマネ、訪問看護ステーションからの看護師も集まってくれていました。

その看護師がいうには、その日は前日までとうって変わってお元気だとのこと。

その言葉を聞きながら、私は渡辺さんに自己紹介をしました。

「ご自宅に伺って診療をすることを中心に行っている、あい太田クリニックの院長の野末です。これから毎週、このご自宅に伺って診療していきますのでよろしくお願いいたします」

「それにしても、立派なお宅ですねえ」

初対面なので、少しでも親しみを感じていただけるようにと、家の話題をふってみました。

そうすると渡辺さんは、とうとうとお話を始めたのです・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談5. あらゆる手段で痛み止めを

高橋さんは六十歳代の男性の方。

喉頭癌で、喉頭全摘という手術を約二年前に受け、その後も肺転移に対して肺切除術、さらには骨転移に対して放射線治療、リンパ節転移に対して抗がん剤治療を行ってきた方です。

しかし残念ながら、いよいよ全身状態が悪くなって、最期は自宅で迎えたいとのご希望で私たちに紹介となった患者さんです。

喉頭全摘という手術を行った後は、気管切開部より呼吸を行い、また胃ろうなどから行う経管栄養を受ける必要があります。

ですから自宅に戻った後は、これらのサポートをしなければいけない状態であり、加えて痛みが強かったので、そのコントロールも必要な状況でした。

痛みのコントロールのために、入院中は皮下に持続的にモルヒネを注入していました。

この方法は、現時点では痛みに対しての治療の中で最も強力なもののひとつで、高橋さんの場合でも、自宅でその治療を継続していくことは必須でした。

そこで、携帯型の持続注入ポンプを使い、そのディスポーザブルの薬品バックにモルヒネを入れて、一定の速度で皮下に注入し、痛みが強い時には、ボタンを押すと、一時間で注入する薬剤量が一度に注入することができるという方法を使いました。

薬品バックへのモルヒネの充填は、薬剤師さんが太田市の共同利用の無菌調剤室を利用して行ってくれます。

さらに高橋さんの退院は、年末でしたので、携帯型ポンプに薬品を充填できる日が限られており、その日程の調整、また年末年始での薬品バックの交換を避けるために、ちょうど1週間使用できるように薬品量や注入速度を調整しました。

高橋さんは陽当たりのいい居間にベッドを入れて、横になっていらっしゃいました・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談6. 職場復帰ができた膵がん末期の患者さん

山本さんが私たちに紹介されてきたのは、春真っ盛りの頃でした。

いつものように退院前に病院に伺うと、膵癌の末期状態と診断されていたその彼は、苦しそうにベッドに横たわっていらっしゃいました。

二年ほど前に、膵癌で膵全摘の手術を受けたのですが、その約一年後に再発が疑われ、化学療法などをうけたものの、病状の進行を食い止めることができず、あとは自宅で在宅医療を受けることになったのです。

普段紹介していただく患者さんは、もちろん高齢者が多いのですが、その彼は四十代の半ば。企業に勤める、バリバリの現役世代でした。

一人娘もやっと成人したところ。奥さんも不安そうな面持ちでベッドサイドにいらっしゃいました。

退院調整会議においては、私たちはいつもかなり厳しい見通しをご家族にお話しするのを常としていましたが、さすがに私もそのようなことを申しあげることができずに、「とにかく一生懸命に支えます。痛みをとるようにします」としか申し上げられませんでした。

逆に病院の主治医からは、珍しいことですが、残念ながらそれほど長くないのではという見通しが語られました。

山本さんは退院されました。お宅に伺うと、そのお宅は郊外に建てられた一軒家で、その日当たりのいい部屋に、電動ベッドを置いて横になっていました。

傍らのテーブルの上には、少し太めの猫が、ひなたぼっこをしています。

奥さんは働きに出ていましたが、山本さんの母親が九州から出てきていて、私たちの診察が始まると、いろいろと症状について話してくれます・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談7. 自分の生き方を貫いて

背が高く、鮮やかな黄色に紅葉した一本の銀杏の木が立っていました。

そのわきに、周りを生垣に囲まれ、土間を通って入って行く大きな古い家がありました。

そのお宅には、そろそろ七十歳を迎えようとする男性が、こたつに入ってうずくまっていました。

以前は農家として生計を立てていたお宅だと思います。私たちがうかがったときは、その家の跡継ぎである中村さんが、サラリーマンとして、企業戦士として、働いているうちに離婚し、いつの間にか一人暮らしとなっていました。

もちろん農業はやっておらず、少し離れたところに農地だけはあるとのことでした。

中村さんのご近所の方が、どうも最近中村さんの顔をみない。心配だから様子を見てくれないかと、中村さんの近所にあるグループホームの施設長に相談にいらしたのです。

秋も深まったころのことでした。

すぐに施設の職員がうかがってみました。

中村さんに話を伺うと、家の中でなんとか身の回りのことだけはやっているとのことでした。

その半年ぐらい前に、健診で肺癌が見つかり、しかもそれが腰の骨に転移しているといわれたとのこと。もう治らないんだと感じたそうです。

そして、足が不自由になって病院にもひとりで通えなくなったので、家でじっとしていたとのことでした。

その話を聞いた職員は、すぐに施設長に相談。

その施設の患者さんを何人か訪問診療していた私たち「あい太田クリニック」に相談したのでした・・

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訪問診療(在宅診療)体験談8. 私の溌溂とした家での姿を残したい

小林さんは五十代半ばの女性。

私たちのクリニックで拝見している患者さんの中ではかなり若い方に入ります。

卵巣がんで、大掛かりな手術を受けてから三年。

その間も抗がん剤治療を受けてきましたが、残念ながら私たちが拝見した時には、局所再発、肺、肝、リンパ節転移がみられ、また腸閉塞気味で、食事も十分にとれず、頻回の嘔吐がみられていました。

中心静脈栄養用のポートが挿入されていて、かなりの栄養がそのポートから点滴として投与されていました。

そんな状況でしたので、ご本人もご主人もこれ以上の抗がん剤治療は望まず、とりあえずの自宅退院を希望され、あい太田クリニックに在宅での主治医の依頼が来たのです。

退院調整会議に伺うと、ご主人はすでに決心されていたのでしょう。

ご自宅で看病すること。その時が来たら、自宅で看取ることも辞さないこと。などを淡々と話されました。

ただ、お子さんたちはすでに自立されてほかの場所に住んでいるので、基本的にはご主人が仕事をしながら、奥さんの面倒をみることになり、その点が心配だとのこと。

それでも職場が近いので、昼休みにも自宅に戻って様子をみることはできるので、何とか自宅に戻したいとのご希望でした。

わたしたちも同じような状況の患者さんを何人も診てきましたので、ご自宅での療養は何とかなるので、できるだけ早く退院していただいたほうがいいと申し上げました。

調整会議が終了して、小林さんのところに面会に行くと、ベッドに横になってぐったりされていました・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談9. 何百万の治療でも治るのならば

ある週末、金曜日の夕方に、病院の地域連携室から、その電話はかかってきました。

四十代半ばの乳がんの女性が、がん性胸膜炎、がん性リンパ管症をきたして、かなり重症になって、これ以上の抗がん剤治療もできず、退院となるので、診てほしいということでした。

退院は急いでいて、退院調整会議をやっている時間的余裕はないとのことでした。

もちろんすぐにお受けしましたが、年齢的なことを考えると、私の心は沈みがちになっていきました。

月曜日の午後に退院でしたので、退院後一時間ぐらいして、私と看護師で訪問診療に向かうと、ご主人が家から出てきて迎え入れてくれました。

南面が大きなガラス戸になっている開放的なリビングで、加藤さんはソファを背に、大きなカウチの上に足をのせて、リラックスした感じで座っていました。

電話でうかがった話から想像していた状態よりは一見元気そうな感じでしたので、ほっと一安心。

周りにはご主人はもちろん、ご主人の母親、加藤さん自身の母親も顔をそろえ、まだ小学生かなと思われる女の子も横のテーブルで宿題らしきものをやっています。

また私たちとともに医療を提供する訪問看護ステーションからの看護師、ケアマネ、そして酸素濃縮器を提供する業者も顔をそろえてくれていました。

あらかじめ、病院からは診療情報提供書で今までの経過などはいただいていましたが、当事者からいろいろな事情を聞くのはとても大切だと感じていましたので、奥さんを傍らにして、ご主人が話を始めるのを少し待ちました。

ご主人の顔はややむくんでいて、疲れが見受けられましたが、目はカッと見開かれ、緊張と不安とが交錯している表情をされていました・・・

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訪問診療(在宅診療)体験談10. 私に引導を渡してくれるのでしょ?

九十歳を超えている吉田さんの娘さんが、入院先の病院の紹介で、私たちのクリニックを訪れたのは、もうすぐ桜が咲きそうな春の夕暮れでした。

お父さんが肺癌で治療法がなくなってきて、そろそろ危なくなってきていること。

入院していることに父が疲れてきてしまっているので、できたら自宅で引き取って、最期を迎えてもらいたいと考えていること、などを話されました。

とはいうものの、在宅での最期はどんな風になるのか皆目見当がつかないとのことで、あらかじめ訪問診療を担当する私たちに話を聞きに来たということです。

娘さんはそうおっしゃっていましたが、加えて、訪問診療をしてくれる医師はどんな人なのだろうという不安があって、様子をうかがいに来たという面もあったに違いありません。

それまでお世話になった医師から、突然見も知らぬ医師に主治医が変わってしまうのですから、そのように感じられても無理はありません。

お話を伺うと、吉田さんの自宅はあい太田クリニックからかなり近いところにあり、奥さんと二人暮らし。

奥さんは心臓を患っていて、自分自身のことはできるものの、とても吉田さんの世話はできそうもないとのこと。

そして近隣の市に住んでいる娘さん自身が、吉田さんの退院とともに、両親の自宅にずっと泊まり込んで看病するとのことでした。

その娘さんのご主人もそのことを了承しているとのこと。

看病のために、お子さんが両親の家に泊まり込んで対処するという状況は、それまで私たちには経験がなかったので、本当に大丈夫かなあという素直な感想を持ちましたが、もちろん私たちは訪問診療をお引き受けすることとし、またその娘さんも、「お願いします」と言って、帰っていかれました。

娘さんがクリニックに相談に来られた翌日に、吉田さんは退院となりました・・・

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訪問診療(在宅診療)の体験談はこちらで全て見られます

言葉どおり本当に命を懸けた10人の患者さんの実話は、これで終わりです。皆さんひとりひとりが、最後までまさに生き切りました。そしてご家族の方も必死に支えられました。

本記事で紹介した「訪問診療(在宅医療)を知るための10の体験談」を全て読みたい方は次のリンク先でダウンロードが可能です。ぜひ全て読み通して、訪問診療とは何か、皆様の、自分にとって、あるいは自分たちにとって納得のいく死を迎えるにはどうしたらいいかを考える手がかりとなれば、私の大きな喜びです。

ホワイトペーパー「訪問診療を知るための10の体験談」はこちら

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